名月の解釈もフェイクニュース!
さあ「中秋の名月」を撮ったるで!、と望遠レンズにレリーズを付けて絞りをMAXまで絞って東の山際を注視するが・・・月が見えない・・・
仕方なくYouTubeの哲学系の話題をGoogle・Gemini君に訊いてみた・・・ ナイーブな夢見る夢子ちゃんの幻を打ち砕く情報と成りました。
「月が綺麗ですね」が夏目漱石の言葉であるという確かな一次史料(出典・根拠の証拠)は存在するのか?
結論から申し上げますと、「月が綺麗ですね」が夏目漱石の言葉であるという確かな一次史料(出典・根拠の証拠)は存在しません。
これは文学研究者や国語辞典編纂者らの調査によっても裏付けられており、現時点では1970年代後半以降に広まったとされる「都市伝説(俗説)」というのが学術的な共通認識です。
この言説に出典がないとされる具体的根拠と、現在判明している初出データは以下の通りです。
1. 漱石の記録に一切の記載がない
岩波書店の『漱石全集』をはじめ、夏目漱石が残した膨大な小説、日記、書簡、講義録、および彼の門下生(芥川龍之介や内田百閒など)が書き残した膨大な回想録のどこを調べても、このやりとり(生徒が「我君を愛す」と訳し、漱石が「月が綺麗ですねとでもしておきなさい」と言ったとされる逸話)は一切記録されていません。国立国会図書館のレファレンス調査でも「根拠となる文献はない」と結論づけられています。
2. 判明している「噂の源流」(初出データ)
国語辞典編纂者の飯間浩明氏の検証などによると、このエピソードが活字として確認できる最古の部類は1970年代後半です。
• 1977年(昭和52年)の豊田有恒氏のエッセイ
SF作家の豊田有恒氏が著書『あなたもSF作家になれるわけではない』(奇想天外社)の中で、「夏目漱石が『I love you』を『月がとっても青いなあ』と訳した」という旨を記述しています(※この時点では「綺麗」ではなく「青い」でした)。
• 1978年(昭和53年)の小田島雄志氏の著書
英文学者の小田島雄志氏の著書『珈琲店のシェイクスピア』にて、劇作家のつかこうへい氏が「有名な話」としてこのエピソードを語ったと紹介されています。
これらより前の時代(明治・大正・昭和初期)の文献に「漱石の言葉」として定着していた形跡はありません。
まとめ
「日本人は直接的に愛を伝えない」という漱石の英文学者・文豪としてのイメージや、日本語の奥ゆかしい美意識に非常にマッチしていたため、1970年代に生まれた噂が尾ひれをつけて現代のSNSやドラマ等で拡散され、あたかも史実であるかのように定着してしまったのが真相です。
観念の世界で生きる「アーティスト」達は、昔から「フェイクニュース」をまき散らしていて、世が世なら(現在)だったら「大炎上」の大嘘つき!地獄行き~となるんじゃろうかい?二次創作・インスパイアで賞賛されるのか? 客観的事実を突き詰めると文学者ゃ芸術・音楽家は大小「嘘」を吐いて生業とする職業と言うと、これまた身も蓋もない「理念」の世界か~?
見えるハズの「中秋の名月」も十五夜では無く十三夜と中途半場~ええ加減なトコロで妥協してるのか?


