萩焼とは
萩焼は、萩藩主の御用窯として萩の城下松本(現・萩市椿東)、深川村三之瀬(現・長門市深川湯本三之瀬)に開かれ、現代も継承発展されている陶芸です。
「萩焼」と一般的に呼ばれるようになったのは明治以降のことで、江戸時代には地元で地名を取り「松本焼」、「深川焼(三之瀬焼)」と呼ばれていました。さらに「松本焼」はこれを焼いた家によって「坂」・「三輪」・「林」の三窯、また「深川焼」も「坂倉」・「倉崎」・「赤川」の三窯と分けていました。
萩焼は 古くから「一楽二萩三唐津」と謳われるほど、茶人好みの器を焼いてきたことで知られる焼き物です。
茶道具として親しまれることの多い萩焼は、形や装飾が簡素で、絵付けされることが少ない。土の配合、釉薬のかけ具合、ヘラ目 (ヘラ削りのよってできた景色)、登窯での焼成による作用などで多様な表情が生み出されます。
千春楽では、このような萩焼の魅力を伝えるために、初心者向けの萩焼の絵付け、萩焼づくりの体験会を開いています。
本館または、窯元「千春楽城山」にて行っています。修学旅行の団体向けから、ご家族、個人でも申し込むことができますので、是非ご体験ください。
絵付け体験
釉薬でお好きなものを書いていただくコースです。
所要時間は30分。作業終了後、約20~30分で作品のお渡しが可能です。(一部例外もあります)
手ひねり体験
萩焼を粘土からこねるところから挑戦して、作品を作っていただくコースです。
作品は自由に作っていただいて結構です。所要時間は約60分。作品は約1か月後に発送いたします。
ろくろ体験
萩焼の職人さんとマンツーマンの作業となります。職人さんの指示に従って作業をしていただきます。
所要時間は1作品、約15分程度です。作品の発送は約1か月後になります。
窯元 千春楽城山の体験ツアー
千春楽城山窯は、毛利36万9千石城跡のふもとにあり、自然の美しさと歴史にはぐくまれ育てられてきた萩焼を、皆様に心ゆくまで見て頂くための施設です。
製作の全工程をご案内させていただき、萩焼の良さを確かめて頂きたいと思います。
また団体様のお食事処としても、ご利用頂くことができます。
修学旅行の陶芸教室
千春楽城山窯は、毛利36万9千石城跡のふもとにあり自然の美しさと歴史にはぐくまれ育てられてきた萩焼を
皆様に心ゆくまで見て頂きたく、製作の全工程をご案内させていただき萩焼の良さを確かめて頂きたいと思います。
修学旅行の良い思い出にしてください。作った作品は記念になりますよ。