いそやけ
東日本では突風で工事現場の足場が飛散したり、畑の土・砂埃で視界不良とか、「春の嵐」のニュースで紙面をにぎわしていますが、萩市では北西風が吹き冬の様相です。
春先の時化・シケで以前は大量の海藻が打ち上げられて、浜に茶色い縞模様が出来て磯臭い匂いが漂い重機で撤去する事もあったが今は無し。
夏前には「あおさ」が大量に発生し海水浴客が砂浜のグリーンのベルトの海面や砂浜を避けて海遊びをしていたがここ十数年は「あおさ」が無くなった。
海中には多少の海藻は残っているが、海藻が無い処ろには「紫ウニ」が大量に見られる。ウニの商品の卵巣や精巣の少なく色味の悪い「紫ウニ」が漁師が捕らなかった為か繁殖。海藻が徹底的に食われた。
岩ノリも去年より生育が悪く少ない。
海水温が高いのか、海水の養分が足りないのか、はたまた光?か。
塩分濃度の高い海岸と、川の水か混ざり汽水域の疎水・運河では海藻の繁茂の状態と種類が異なる。塩分濃度の高い海水を好む「ウニ」が汽水域を嫌い、寄り付かないので海藻が残ったのか?川の出口だけに海藻が残っている。
ダムの建設で水害は無くなったが、山からの安定した水量と養分が海に流れなくなり海が「やせた」?…下水道の普及により生活用水・下水の川への流出が減り これも一因か?
ノロウイルスも、まだ婚礼需要があった20~30年まえに突然に増え、まだ「ノロウイルス」の名前も一般的でない頃は「小型球形ウイルス」と呼ばれて、池袋のJR系ホテルで吐しゃ物が全館空調のエアコンの空気で感染して世間にその名が知れ渡ったが、以前は「牡蠣に当った」と言われた下痢がそれにあたったが、全国的な流行は下水道工事が進み下水が集中処理された事と因果関係を指摘する者もいるが、相関関係は有る。何でもかんでも地球温暖化の「せい」にするのは単純な思考の結果かもね。