第五の権力
現代社会の功利主義・資本主義の社会では中国・ロシア・宗教原理主義国家が権威主義による権力集中を図る体制と異なり、権力を分立・分散させ集中を避けるように設計しているが、行政・立法・司法の三権分立に加えて新聞・書籍雑誌・テレビのメディアが第四の権力、インターネットの普及によってWeb・ウェブが第五の権力となった。第四の権力は登場から時間が経ち制御の仕組みは不充分ながら有るが、第五の権力Web・ウェブの規制制御の仕組みが確立されていない。誰でも簡単にSNSに発言、アクセス・参加出来るようになり可成りの力を発揮しだした。どちらか片方の真実が他方の真実とぶつかると事実関係を元にしないと感情・論理が異なると合意形成は難しい。お互い様・寛容の精神が無ければ、隠し事、嘘をさらけ出さねば信頼関係は築けない。信頼が無ければ社会は成り立たない、紙幣はただの紙切れと成る。