春の陽気 教育環境の変化

萩藩校「明倫館」跡地に建立「旧明倫小学校」
萩は最低気温 7.6℃、最高気温 21.0℃まで上昇、春の陽気です。ご当地・山口県下の高等学校は 3月 1日が「卒業式」でした。数日後に高校受験も始まります。ここまでは、いつもと同じ春の訪れ・・・。
運送業2024問題に始まり、最賃の底上げや、コンプライス・法令遵守り厳格化の流れから、学校教育現場も様変わりし、少子化の進む山口県でもクラブ活動の廃止・統合がはじまり…YouTube「あかでみっくなカレッジ」を観たら、神戸では全国初!中学校の部活動を全廃したそうです。給食費や高校の無償化等~コレカラ日本を支える人材の数は圧倒的に減少し知恵や体力の質は変化していくことが予想されます。
2024年日本の出生者は速報値で72万988人、萩で誰か~聞いた話では 138人デス。人口の減少は全国的に「なんとなく・ボンヤリ」知っているでしょうが、何百万も人口のいる都市部より何万人程度の地方ほど直接・肌で感じられるハズですが、「正常性バイアス」が利きすぎて何の行動も起きません、失敗するにせよ何にも遣らないと時間が過ぎて打てる手立てがドンドン無く成って仕舞う。

「旧明倫小学校」正面玄関・現明倫学舎

萩出身「森寛斎・もりかんさい」円山派~四条派・幕末期朝廷工作に奔走・のち画壇に返り・小学校制度の設立に貢献
萩は幕末期に藩校「明倫館」で武士の子弟の教育に注力し吉田松陰、桂小五郎、高杉晋作、久坂玄瑞などを排出、吉田松陰が私塾「松下村塾」で下級武士に無償で教育の場を開き、ココから幕末・明治に中心となる人物が続々名を連ねます。
明治以降も首都機能が東京・江戸に移ると京都は以前の様な経済・文化の発信力も無くなりコレに起ちあがった「町衆」による小学校の創設に動き出し、その中には萩出身の日本画家「森寛斎」も名を連ねています。森寛斎の旧宅後には「京都市学校歴史博物館」が在り、三番組は「明倫小学校」➡「現京都芸術センター」となっています。明治期以降も京都~大阪の経済文化に萩の出身者が色々居てます。
もう一つの「明倫小学校」は幕末の藩経済を立て直した「村田清風」の地元・萩の隣り三隅に今も在ります。
昨日は社会保険労務士の仕事?をしてみたりして・・・ひと段落付いて、気持ちが緩んで、振替伝票作成をホッタラカシテ、トランプとゼレンスキーの口喧嘩に熱中してます。○町さんスンマセン、コレカラ思い出しながら遣ります。