スタッフブログ -千春楽の出来事-

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頭頂部の日当たりの良い部分が成長が早く少々強剪定してもマタ生える・禿げて穴が開いてもドウセ下から眺めるので観えない下枝に光が当たり好都合

先日、あと3日で下見の予定があるので「草刈っといてくださいネ!」との御用命で初見で作業のボリュームが判ら無いので急いで「芽摘み」ちゅうで黒松に懸かっていた剪定梯子を軽トラに積んでいたらバス駐車前の県道にクルマが止まり、私よりも10歳ばかり年上の男の高齢者の方が下りて来て、道でも尋ねるか?と思ったら…、「いい松ですね、樹形が出来上がっていてよく手入れしてますね」と滅多にないお褒めの言葉を頂いた。黒松のの剪定法の話をして、話は脱線。「○○美術館」の庭園が持て囃されて、アメリカ人が決めた日本一の日本庭園として何度も取り上げられるけど、ありゃ弄くり過ぎて作為が観え見え人工的でアソコマデ手を入れすぎると、寂びた・経年変化・時代を感じず、詫びた・未完全な一歩手前の状態の少し食い足らない雰囲気を醸す、人工と自然の曖昧混濁した状態の美「詫び寂び・わびさび」とは程遠いと意見の一致をみた。高齢者の男性は毛利氏の重臣の家柄らしく、わたしも中級武士の家系でオヤジが松を植え「往生(おうじょう)してます」と笑ってわかれた。先達の知恵を借り「短葉法」に剪定法を変更する事トス。


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