まつくいむしひがい
萩は雲勝ちな空模様で最低気温は 9.1℃と成りましたが風は南風でソレホド寒くありませんでした。今年の夏は異例の日照り続き・日照となり萩は「松くい虫被害」が酷くなりました。千春楽の在る菊が浜の黒松に被害は見られませんが、至近距離にある萩城祉の「指月公園」の松に「松くい虫被害」が多く見られます。市の林政課の管轄でしょうが防除剤の散布はするべきだと思います。
松は樹勢の強い常緑樹の代表で「日本庭園」の中心構成樹で「何時も変わらぬ緑が、衰える事の無い状態」を想起させる、海岸や岩場の過酷な生育条件下でも幹や枝をくねらせながらも単独でも耐え抜いて生き続ける"姿"が「氏・家」の粘り強い繁栄の象徴として見立てられ庭に植えられますが、近頃は「雑木・ぞうき」の落葉樹が好まれるのか剪定作業に手間の懸かる「松」は庭から消えつつあります。雑木は成長も早く毎年落葉しご近所トラブルの元にも成り掃除も大変ですし「色が変わる➡移り気」「葉が無くなる➡衰退」を連想させる日本庭園では縁起の良くないイメージです。「生け花・活け花」も生きている事・状態を尊び、ドライフラワーの様な枯れたままの状態は忌み嫌われ縁起が悪い。喜ばれるのは漢方薬の薬草くらいでしょうか。松にも黄色く紅葉する「カラ松」が有りますが、北海道・東北・長野が主生産地らしく、今話題の日本で最大の獣の多数生息する地域と被りますが偶然ですね…。


