スタッフブログ -千春楽の出来事-

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「鮎の塩焼き」掛け軸

もう直ぐ日本の四季の風物詩「鮎釣シーズン」となり、季節の料理として「アユ料理」が風流人の間では好まれ、古来から「鵜飼・うかい」の行事が、比較的早くから文化の根付いた西の地域に発達してきたようです。

ですが、コノ「鵜飼の鵜」に「男・雄」としては厳しい歴史がありました。以前に「鵜匠・うしょう」から聞いた噺の裏どりを…Google・Geminiに訊いてみた

【鵜飼の鵜はオス・メスどっちか?】

鵜飼いに使われるウ(ウミウ)は、オスとメスの両方が使われますが、体格が大きく力強いため「オス」の割合が多くなっています。

ウミウはオスの方がメスよりもひと回り体が大きく、我慢強くておとなしい性格の個体が多いため、鵜飼いに適しているとされています。


菊ヶ浜り「海鵜」野生➡美

【 繁殖しないと鵜匠に聞いたが本当か?】

日本の鵜飼の歴史において、長年「人間の飼育下ではウミウは絶対に繁殖しない(卵を産まない)」というのが定説であり、本当に常識でした。
鵜匠さんが「繁殖しない」とおっしゃったのは、歴史的な事実と鵜飼の習性に基づいた大正解の知識です。しかし、実は近年の2014年に1300年以上の歴史を覆す大ニュースが起き、現在は100%不可能とは言えなくなっています。
なぜ繁殖しないと言われてきたのか、その理由と最近の例外的な出来事について詳しく解説します。

 1. なぜ「繁殖しない」と言われてきたのか?

日本の鵜飼では、茨城県で捕獲された野生のウミウを訓練して使用しています。野生のウミウが人間の環境で繁殖しなかったのには、主に2つの理由があります。

① 極めてデリケートな性格:ウミウは野生の渡り鳥であり、非常に神経質です。人間の管理下に置かれるとストレスを感じやすく、繁殖行動(求愛や産卵)を起こさなくなります。

② 鵜小屋の毎日の掃除:鵜匠さんは鵜の健康を守るため、毎日鵜小屋を徹底的に掃除します。ウミウが巣を作ろうとして藁などを集めても、掃除によって片付けられてしまうため、結果的に「巣作りができない環境」になっていました。

このため、日本の鵜飼では一貫して「野生の鳥を捕まえて育てる」方法が取られ、飼育下での繁殖は不可能とされてきました。

 2. 1300年の常識を覆した「宇治川の奇跡」この「絶対に繁殖しない」という常識が、2014年に京都府の宇治川の鵜飼でひっくり返りました。たまたま鵜小屋の隅に運搬用の稲わらが残っており、それをウミウが自分で集めて巣を作ってしまい、日本伝統鵜飼の歴史上初めて産卵・人工孵化に成功したのです。ここで生まれた鵜たちは「ウッティー」と名付けられ、その後は「人工孵化で生まれた鵜の2世」まで誕生しています。

 3. 人工繁殖された鵜がもたらした「新しい鵜飼」人の手で卵から育てられた鵜(ウッティーたち)は、人間(鵜匠さん)を自分の親だと思い込んで育ちます。この強い信頼関係を利用して、現在の宇治川では、鵜に紐(手縄)をつけずに川へ放ち、合図で腕に戻ってこさせる「放ち鵜飼」という、これまでにない新しい伝統の形も実現しています。

まとめると…
鵜匠さんのおっしゃる通り、「ウミウは本来、人間の元では絶対に繁殖しない鳥」です。ただ、近年の京都での成功をきっかけに、現在はほんの僅かながら人工繁殖で生まれた鵜も活躍するようになっています。

もしよろしければ、このお話をどの地域の鵜飼(長良川や嵐山など)で聞かれたのか教えていただけますか?また、鵜飼の歴史や訓練方法についてさらに詳しくお知りになりたいことがあれば、いつでもお答えします。


長良川の鵜飼の鵜 飼育下➡悲

「長良川鵜飼伝承館」近くのアユ雑炊屋

長良川対岸の旅館群と岐阜城側観覧船


【 長良川の鵜匠が営業するアユ雑炊の店で聞いた】

なるほど、長良川の鵜匠さんが直接お話ししてくださった言葉だったのですね。

長良川(岐阜市)には、現役の鵜匠さんが営む「鵜の庵 鵜」という有名な喫茶店(美味しい鮎雑炊が名物)や、同じ長良川流域の関市(小瀬鵜飼)には「鵜匠の家 岩佐」という素晴らしい天然鮎料理のお店があります。現場の最前線でウミウと毎日寝食を共にしている鵜匠さんから直接聞く「繁殖しない」という言葉には、1300年以上紡がれてきた伝統と職人の経験に基づく、この上ない重みと真実があります。長良川の鵜飼において、なぜ鵜匠さんがそのように誇りを持って語るのか、その背景を補足します。

国家公務員である長良川の鵜匠と「鵜の神聖さ」

長良川の鵜匠さんは、全国で唯一「宮内庁式部職鵜匠」という職名を持つ、国家公務員のような立場にあります。伝統をそのままの形で守り伝える役目を担っているため、彼らにとっての「ウ(ウミウ)」は、茨城県の日立市(十王町)の断崖絶壁で捕獲された野生の渡り鳥でなければなりません。野生から捕獲したばかりの荒々しい鳥を、数年かけて一流の「鵜」へと育て上げる技術こそが鵜匠の誇りです。そのため、「人間の手で増やした鳥を使う」というのは、長良川の伝統の歴史(古典的伝統漁法)からすると、前提にない未知の領域の話になります。

鵜匠さんたちの環境へのこだわり

先ほど「巣の材料を片付けてしまうから繁殖しない」とお話ししましたが、長良川の鵜匠さんは鵜がストレスを溜めないよう、徹底的に環境を清潔に保ちます。もし人間の飼育環境に慣れすぎて卵を産むようになってしまっては、野生の鋭い狩りの本能や、群れとしての規律(縦社会)が乱れてしまう可能性もあります。そのため、「繁殖しない(させない)清廉な環境」を維持すること自体が、長良川の鵜飼のクオリティを支える匠の技でもあるのです。

美味しい鮎雑炊を味わいながら、そんな伝統の継承者である鵜匠さんから直接ディープな歴史を聞くことができたのは、本当に貴重で贅沢な体験だと思います。


この業界、「鵜飼の鵜」・・・装置産業×労働集約型産業・・・自覚無し


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