なつのしつらえ
梅雨の晴れ間、館内の美術品?(古道具?)の入れ替えがやっとこさ終了。
少しでも暑さを忘れさせるような水辺の景色や動植物が描かれたり作られたり。
私が生まれたころは冷房もほぼ無く扇風機があればお金持ち、冷蔵庫の冷媒は氷かアンモニアで家庭に冷蔵庫なんてありゃしません。千春楽の前身は永谷商事、米屋で夏は氷室(ひょうしつ)あり、米や薪・炭に加えて夏は氷が商品ラインナップに上がります。稼ぎ時のシーズン、高校生のアルバイトやら暇人を雇うのですが、手癖が悪かったりサボったり、ちっちゃな頃から社会の裏も表もチラチラ見ながらあっという間の人生でした。サラリーマン人生は3年間、皆様と話が合わないのはこの為でしょう。話を元に戻し、夏はうだる様な季節で当たり前、目や耳、匂いや食べ物の食感で暑さをやり過ごしていたのです。
私たちの世代から次の世代、次の次の世代へと経済のメインストリームが移り、消費を担う方がは夏をどう過ごして来て、如何して行くのでしょう?
書画骨董の収集にいそしむ、高齢者のご隠居さんの趣味として正しいでしょうか? 〇本くん、〇岡さん、旅館のブログらしくないと陰でさんざんこき下ろしているそうですが、お気に召しましたでしょうか。
私の好みでポチポチクリックして集めたので、せいぜい片手か指一本位のガラクタです。一番上のが両手と片足くらい、思い切りましたね。
作者なんて関心ありません、画家さん職人さんスンマセン!
めでたいが(愛で鯛)が出たところで、終わり良ければ総て良し?!
おあとがよろしいようで。
※触らないでください、手垢がついて汚れます。お金の価値は個人によってまちまちですが、私のお気に入りです。 この世界では「眼垢がつく」と蒐集家は作品を見せません。結構な頻度でモノが壊れたり無くなったりします。CDをデッキから盗られたときは呆れ果てた・・・窃盗よ! エンマさんに舌抜かれるぞ! 煉獄に落ちるぞ! 孫・子に因果が巡る糸車~