じびきあみ いたこいちまい・・・shitawajigoku
今年初めての地曳網。天気は薄雲の大潮、気圧はどんどん下がってきて波も出てきましたが決行。
毎年お越しいただく広島からの小学校の生徒の皆様お待ちしてました。
コノシロの群れが網にかかり、大歓声が上がります。 千春楽漁船チーム、GOODじょぶ!
この後、アクシデントが待っていた・・・・ 網を船に回収作業中に錨のロープが切れ船が安定せず中断、操船を試みるも海が少し荒れ始め浅瀬で船外機が海底に接触、波を何度も喰らい船から外れ海中へ、船外機を拾い上げたが水没したエンジンは不安定な波の上では船体に固定できず、たとえ固定できてもキャブレターや燃料タンクからのホースも外れ海水がエンジン内にも入っていると考えられ再始動不可能。動力を失った船は操船不可能、これが沖で起こっていたら遭難だった。次々と押し寄せる波に船はアッチを向いたりコッチに来たり、何百キロの船が海の上でダンスを踊っているのを止めることは出来ず砂浜に打ち上げられた。お世話になっているマリーナの人に助けてもらい船は引っ張ってもらいエンジンは整備へ。残された地曳網は大潮の海水が届かないところまで再び引き上げなくてはならなくなった。
幸いケガ人は出なかったが、海は危険地帯と再認識、そんなに荒れてはいないのだが、人間は非力だ。逃げるくらいの体力は付けときましょう。 お疲れ様でした。