スタッフブログ -千春楽の出来事-

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ロボット三等兵

小学校時代、夏に成ると特牛(こっとい)・下関市豊北町の伯母さんの嫁ぎ先の歯医者さんの所へ一週間ほど泊まりにっていた、その時近くにはマダ「貸本屋」が有った。今でいうレンタルビデオ店の本屋版だ。その時に借りたマンガ本に「ロボット三等兵」があった。一兵卒の悲哀を漫画で笑いにしたものだが、軍隊の不条理な掟や習慣が何と無く伝わってくる。最初は「三等兵」で人間以下の階級だったが、徐々に昇級していったと記憶しているが、記憶は都合よく書き換わる…。「のらくろ」の柳の下の泥鰌・守株待兎だと思うが、貸本屋にはコレしか?面白そうなのが無かった。
伯母さんの言動は一族の気質を受け継ぎ何でもづばづば容赦なくお構いなし、客観的に自分を見るようでガッカリしたり諦めてみたり、ついでに義理の伯父さんに歯の治療もして貰って帰宅。別れは辛くて涙ぐんだ・・・この頃は純粋!
特牛はテレビのCMや旅番組で人気の角島大橋の本土の漁村で近くには道の駅も在りこれも人気!


イブの三つの顔 1957年・米国

もう一つは、お盆休みに成ると地上波は再放送やスポーツ番組、コンプライアンスでガチガチの定型焼き直しお笑いバラエティーばかりで、詰まらないのでBS・CSの「名画座」やコレを下敷きにしたCheapでシャビィな「日本版」番組が放送される。見たのは日本版で同一性乖離障害・多重人格者の物語で、一人の人間の中に多数の人格が同居し何かの切っ掛けで突然に人格が変わり本人・周りを混乱させ苦しめる・・・。精神科医上原のもとに、イベント企画会社役員の白木あさ子が特殊関係人の小竹と訪ねてくる。激しい頭痛の後の記憶がなく気が付くと時間がかなり経っている。治療を続けていくうちに上原の前に黒森あさ子と名乗る工務店の女将の妖艶な女性が現れる。治療中の地味でコミュ症気味の患者とはかけ離れた人格の登場だ。そして、また小林亜彩子と名乗る人格が現れ、わたしがほんとの「あさこ」と主張する。
元ネタは「イブの三つの顔」でイブ・ホワイト、イブ・ブラックそして、ジェーン・・・登場人物が現れるときそれぞれ違ったBGMが流れる。焼き直し版では「イブ・ホワイトとソーダ水槽」、謎を解く鍵はラムネの瓶。3人の誰が本当のイブなのか? 実話に基づく物語。

※ 物語はフィクションです。ご自由にお楽しみください。


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