スタッフブログ -千春楽の出来事-

blog

五月の初旬、昼間はそれほど感じませんが、夕方萩の街は、特に旅館のある堀内地区は夏ミカンの花の香りが何処からとはなくしてきます。 ただようとか・・・ 鼻をくすじるとか・・・ 忍び寄るとか・・・ etc(高速道路のじゃないよ) 詩的文学的な表現をしようとしたが、なんか違う? 高級な香水とかじゃなく入浴剤のバスクリンの匂い。
香り、匂い(臭覚)は味覚とともに、直接化学物質がセンサーに接触する五感の中でも近接感覚で脳にも近く、強い記憶を伴うと云われるが、この夏ミカンの香りに特段の思い出はない。
文学や歌では~香りとか~残り香とかロマンティックな表現があるが、私はこの時期、真夜中に近くの河(汽水域)にルアー釣りに行ってたので野ばらの匂いに反応する。真っ暗な足場の悪い石垣やウエーダーを着込んで河の中に独り立つていると風も吹いてないのに甘い女性の香水のような匂いが漂い"ドキッ"とする事がたまにあるのです。「でた!」何か気配を感じて、首の後ろがゾゾゾとして辺りを確かめてしまいます。しかし、暗い周辺からはさらさらと川の流れる音がするだけです・・・   白い影でも見たら落水、こっちがドザエモン。
二週間もすればカエルや蚊の音にそんな不思議な感覚もしなくなりますが・・・・  たいがい近くで子供が溺れたり、身投げがあったとか古い街には伝説があ~るのです。(こりゃ 六感か?)


画像の夏みかんの花と実は、兼業農家の吉井君からもらいうけました。(半分強奪しました)


お電話でのお問い合せはこちら
(受付時間 8:00〜18:30)

電話番号:0838-22-0326