なつのよそおい
とりあえず
ぱらぼら
山口県は地政学上パラボラ天国なのです。世界最大級の衛星通信施設が山口市仁保に、県庁バイパス道路のすぐそばにスカパーJSATの地上基地局がありますが、しかし、ほとんど知られていないようです。
これから宇部・小野田の丘陵に防衛省の宇宙デブリ(ごみ)の監視用パラボラアンテナが新設されます。
1969年(s44)5月に設置されました。日本の衛星放送の幕開けはケネディ大統領の暗殺のニュース速報だったが、それは茨城の施設だったようですが、太平洋上、インド洋上のインテルサット衛星に対応でき地上のマイクロ回線の相互干渉が少なく台風・地震の自然災害の少ない立地条件からここが選ばれました。今は移動体通信のインマルサット衛星も上がっており、これにも対応しています。赤道上36,000kmの静止衛星に中継して通信しています。
スカパーを契約して見てますが、山口から電波を飛ばしています。
あっちこっちにパラボラが向いてるってことは、いろんな方向の空に衛星がいて、いろんな所から電波を発信しているって事だね。
帝塚山学院のみなさん、これが退館式でお話ししたパラボラアンテナです。コロナで自由に見学できませんが、落ち着いたら行ってみてください、意外に小さく見えますが近くで見ればわかる。動物園のゾウの様に。でも、34mも広い敷地と山並に比べればやはりチッポケ。