スタッフブログ -千春楽の出来事-

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萩城祉のお城山、頂上に詰丸の石垣が築かれ山の麓や山中にお寺や擁壁を配して防衛陣地としていました。物見の侍が交替で守っていたようです。ヒトの手が入っていたので「原生林」とは云えないようですが、廃藩後は登山道は残りましたが撤去・売却・放置されました。


本丸の指月公園以外は「ひとけの無い」地域で、城の外堀に近い重臣の屋敷跡はミカン畑や感染症被病院・隔離病棟、精神病院、二の丸近くの西の浜地区には屠畜場、し尿処理場、火葬場と西の果て西方浄土の終末の地といったイメージのエリアでした。この為、人口密度の少ない緑豊かな広い敷地の白壁に囲われた区画や雑木林に成った様な土地が残りました。ここが私の遊び場で、夜になれば堀からはウシガエルの「グオォ~グオォ~」といった鳴き声が、畑の境の土塁の後に棲んでいる狐の「ギャーギャー」といった叫び声が響いてくる、少々何をやっても怒られる事のないワンダーランドでした。団塊世代はツーストのバイクのマフラーの芯を抜いたりフェンダーを切ったり保安部品を外したりして西の浜の山や松林を流行りだしたモトクロスのレースの練習場化してました。コレを真似て自転車が乗れるようになるとBMXの様に西の浜や指月公園の山坂・溝を飛び越え走り回っていました。指月山の崩れた斜面は少し落ち着けば格好の巨大な滑り台です。段ボール紙擦り切れが尻が泥だらけになるまで遊べます。あちこちに掠り傷は有りますが、大きな怪我もなく死なずに現在に至るまで済みました。


指月山は、小さな山ですので15分くらいで登れます。


萩は典型的な梅雨の気候となり、気温は28,1℃と暑くて仕方ないというほどでは有りませんが、湿度が高く洗濯物は乾きズライ。指月山の新緑も落ち着き緑は深く濃くなってきました。千春楽から徒歩圏内10~15分の処に石の彫刻の公園が在ります。海外から彫刻家を招聘し、確か半年から1年くらい萩に滞在して石のオブジェを創作しました。萩城祉の西の端、西の浜の海岸べりに位置します。



萩は薄曇りの蒸し暑い一日となりました。
空には低く厚い雲が垂れこめています。
空気も重く肌にまとわり付き、少し動いただけで汗がジワリと吹き出します。
東光寺の坂で体長120cmのイノシシがユックリと横切り夜の散歩をしてました。後輪がにゅるりと滑りカウンターを当てながら滑る後輪のブレーキを緩め衝突回避!あと二回の往復は吠えながらダウンヒル・・・。


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